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ブログ記事

高血圧 ~③複雑に絡み合う高血圧

2013.05.14 | Category: 疾患

今回は高血圧の種類についての補足です。

 

 

前回は高血圧の種類をご説明しました。

 

 

 

全体の約10%である

 

「続発性高血圧」

 

は原因となる持病の治療を進める事で

 

高血圧の症状を緩和、治癒に向かわせます。

 

 

 

 

 

一方、高血圧の方の約90%を占める

 

「本態性高血圧」

 

 これがかなり曲者なのです。

 

 

 

先ず、原因がハッキリしない点が一つ。

 

この現代社会では誰しも 影響を受けてしまう要因ばかりなのです。

 

 

 

一つずつご説明していきましょう。

 

 

 

 

・遺伝体質(家系)
 

高血圧症にはある程度の遺伝は関係していると言われています。

 

しかし、発症率は不明です。

 

また、幼少期からの食生活も大きく影響しています。

 

親が濃い味のものを食べていれば、子供も同じような趣向になりがちです。

 

これを長期間続ける事で、高血圧を引き起こす要因にもなるのです。

 

 

 

・塩分の取りすぎ

 

塩分の過剰摂取は腎臓機能の低下を招くと同時に血圧を上昇させます。

 

また、塩分に含まれる塩素は血圧を上げる酵素を活性化させます。

 

上記の相乗効果で血圧を上げてしまうのです。

 

 

・過労やストレス

 

長時間の労働は疲労だけでなく、ストレスを溜める事になります。

 

このストレスと疲労は精神的な緊張状態を持続させます。

 

自律神経のバランスを崩し易くなり、脳から血圧を上げる物質が分泌されます。

 

 

 

・運動不足や肥満
 

体脂肪が多かったり、運動不足は健康な方と比べ、

 

心肺機能への負担が大きくなります。

 

そのため常に血圧を上げてしまいます。

 

 

 

・動脈硬化
 

高血圧は動脈壁を傷め、動脈硬化を促進(悪化)させてしまいます。

 

また、動脈硬化が進むと、

 

血管の中の抵抗性を高める事で高血圧を助長してしまうのです。

 

高血圧と動脈硬化は互いにな悪循環を繰り返します。

 

結果として別の病気を合併させる原因になりかねません。

 

 

 

上記の要因が複雑に絡み合う事から、高血圧の大半である

 

「本態性高血圧」

 

これは慢性疾患として扱われるのです。

 

治癒も難しいのが特徴と言えるでしょう。